肩こり・腰痛が消える!アレクサンダー・テクニークを体験してきました!③【身体を支える4つの骨たち編】

アレクサンダーテクニークの講座を受けて、大感銘をうけた私は、この理論を多くの人に知ってもらいたいと思い、記事にまとめましたが、すんごく長くなってしまったので、前回までの流れはこちらをご覧ください。

はさみは、はさみの正しい使い方で使わないとうまく切れないし、壊れてしまうのと同じで、人間も骨と筋肉を正しく認識して使わないとうまく動かないし、壊れる(痛める)原因になってしまいます。

【骨と筋肉の役割】はこちら。

骨は身体を支えて、筋肉は動かす為のもの!なんです!

身体は骨にちゃんと支えさせましょう!

身体を支える4つの骨たち

下の図の左側。正しい姿勢の方は何が正しいかというと、太い骨の部分が、ほほ身体の真ん中にあるのが分かりますでしょうか?
よくある間違った正しい姿勢で言われる「胸を張れ!」とか「上に引っ張る感じ」ではないんです。

「身体の真ん中に骨を積み上げていく」

これが正しい姿勢です。

詳しく見て行きましょう♪

骨盤

骨盤の下の部分である、座骨の位置はどこか分かりますか?

「座る」と書くから「お尻」側にあると思いがちですが、


実は身体の真ん中、女性ではお股の部分にあります。

思ったよりも、前の方にあるんですよ!

えー!お尻の方かと思った!という方、お尻が身体を支えようとお尻が骨のようにガチガチになってるかも知れません。

では骨盤の上の部分はどこかといいますと、腰に手を当てると、触れる部分。
これも身体の真ん中にあります。

骨盤の下の部分と上の部分が真っ直ぐになるように、意識してみてください。
お尻が座骨と思っていた人からすると、重心がだいぶ前になる感じがすると思います。

背骨

上の図を見てもらえたら分かると思いますが、骨盤の上に乗っている腰骨は、身体の中心からスタートしています。少しS字になってますが、ほぼほぼ真ん中にあります。

背中にごつごつ当たる骨が背骨と思ってませんか?
これは突起で身体を支える為の骨でなく、身体を動かす筋肉がつくところ

背中の突起を背骨と思ってたあなたは、突起にある背中の筋肉に身体を支えさせて、骨の代わりに背中がガチガチになっているかも!

身体の真ん中の骨に身体を預けると、ふわっと背中の筋肉の緊張が抜ける感覚があります。

首の骨

首の骨の場所ですが、これも首の真ん中、ごっくんとする食道のすぐ後ろにあるんです。かなり前の部分にあるイメージです。

首のごつごつ当たる骨が首の骨と思ってませんか?(2回目)
首の後ろの突起は背骨と同じく身体を動かす筋肉がつくところ

突起が首と思っていると、首の後ろの筋肉が骨の代わりに固くなってしまいます。

意識を首の真ん中の骨に移してください。
首の後ろの筋肉が、ふわっと緩む感覚があります。

しかも、どこまでが首の骨かというと、後頭部のくぼんだところまでが首です。
前から見ると、鼻の下まであります。

顔の半分まで、首です。顎までが首と思っていると、首の後ろまで頭蓋骨と思って、首の後ろの筋肉がカチカチになっているはずです!

首の骨は顔の真ん中まであります。頭が軽く感じるはずです。

頭蓋骨

最後、頭の骨は首の骨にふんわりと乗せるイメージ。首の後ろの筋肉を力ませることがなくなります。

まとめ

4つの骨を、下から積み上げるように意識してみると、あら不思議!
腰の辺りの緊張や、背中の張り、首のこわばり、頭の重さを感じなくなります。
何度も「骨盤、腰骨、首の骨、頭蓋骨・・」の順に真ん中によいしょよいしょと意識してみてください。あ!身体が楽!という場所を見つけられるはずです。

プロフィール
この記事を書いた人
りんご

りんご
宮崎県在住。猫2匹あり。飲食店勤務。
元エステティシャン(アロマボディセラピスト、リフレクソロジスト)
モノづくり系ワークショップが生きがい。
スピリチュアルと占いオタク。
コーヒーと甘い物に目がない。

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