肩こり・腰痛が消える!アレクサンダー・テクニークを体験してきました!②【骨と筋肉の役割編】

アレクサンダーテクニークの講座を受けて、大感銘をうけた私は、この理論を多くの人に知ってもらいたいと思い、記事にまとめましたが、すんごく長くなってしまったので、前回までの流れはこちらをご覧ください。

はさみは、はさみの正しい使い方で使わないとうまく切れないし、壊れてしまうのと同じで、人間も骨と筋肉を正しく認識して使わないとうまく動かないし、壊れる(痛める)原因になってしまいます。

骨と筋肉の役割

そもそも、骨の役割と筋肉の役割も思い違いをしている人が多いです。
私もその一人でした。筋肉つけて身体を支えなきゃ!って思ってません?

いやいやいや、違うんですよーー!

骨と筋肉の本来の役割はこちらです!

骨の役割

  • 体を支える: 骨は体全体を支える構造を形成し、立ったり座ったりする際の基盤となります。成人の体には約206本の骨があり、これらが結合して骨格を形成しています。
  • 内臓や脳を保護する: 骨は重要な臓器や脳を外部からの衝撃から守る役割も担っています。例えば、頭蓋骨は脳を、肋骨は心臓や肺を保護しています。
  • 運動の起点: 骨は筋肉と連携して運動を可能にします。関節を形成することで、体が動く際の支点となります。
  • 血液を造る: 骨髄という組織が存在し、ここで赤血球や白血球などの血液成分が生成されます。このため、骨は「血液生産工場」とも呼ばれています。
  • カルシウムの貯蔵: 骨はカルシウムなどのミネラルを貯蔵する機能も持っています。体内のカルシウム濃度が低下すると、骨からカルシウムが放出されて血中濃度が維持されます。

筋肉の役割

  1. 体を動かす・姿勢の保持
    筋肉は骨と連携して体を動かし、姿勢を維持します。特に骨格筋は随意筋であり、自分の意志で動かすことができます.
  2. 血液を循環させるポンプの役割
    筋肉は血液を心臓に戻すためのポンプとして機能します。特にふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、下半身から心臓への血液循環を助けます.
  3. 体温を調節する
    筋肉は運動によって熱を生成し、体温を一定に保つ役割があります。筋肉量が少ないと冷え性になりやすいです.
  4. 外部の衝撃から体を守る
    筋肉はクッションのような役割を果たし、内臓や骨、血管を外部からの衝撃から保護します.
  5. 水分を蓄える
    筋肉は体内の水分の約60%を保持しており、脱水症状を防ぐために重要です.
  6. 免疫力を上げる
    筋肉には免疫細胞が多く含まれており、筋肉量が減少すると免疫機能も低下します.
  7. 生理活性物質を分泌する
    筋肉は運動時にマイオカインと呼ばれる生理活性物質を分泌し、代謝や炎症反応など様々な生理機能に影響を与えます.

まとめ

色々書いてますけど、ここでお話したいのは、赤線のところ

骨は身体を支えて、筋肉は動かす為のもの!なんです!

骨の代わりに、筋肉が頑張って、身体を支えようと筋肉が悲鳴をあげているかも知れませんよ。

身体が痛いということは、本来の身体の仕組みと、脳の認識の違いがある証拠。
骨で身体を支えさせずに、筋肉に支えさせている可能性が大です!!

身体は骨にちゃんと支えさせましょう!

【身体を支える4っつの骨たち】はこちら。

プロフィール
この記事を書いた人
りんご

りんご
宮崎県在住。猫2匹あり。飲食店勤務。
元エステティシャン(アロマボディセラピスト、リフレクソロジスト)
モノづくり系ワークショップが生きがい。
スピリチュアルと占いオタク。
コーヒーと甘い物に目がない。

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